長野県の新聞社が開発!カイコ入りの新感覚ポップコーン『飛んで火に炒る夏の虫』
長野県の信濃毎日新聞株式会から発売している新感覚ポップコーン『飛んで火に炒る夏の虫』。
この商品はフライパン型ポップコーンに「お蚕様※」とも呼ばれる信州産のカイコのサナギを加えた、見た目のインパクトが抜群の商品です。
※お蚕様: 国内で数少ない製糸工場、宮坂製糸所(岡谷蚕糸博物館内)のカイコのサナギを1商品あたり約15匹使用。
岡谷市は明治から昭和初期にかけ、国内最大の生糸生産地として発展。養蚕業は信州の経済を支え、カイコは「お蚕様」とも呼ばれて大切にされてきました。
信濃毎日新聞×博報堂が生む新たな昆虫食
信濃毎日新聞株式会社では、2022年に「昆虫みらいプロジェクト」を立ち上げ、環境問題や食糧難に対応する昆虫食の可能性を探求し、信州産の昆虫を使用した食品開発やイベント開催、国内外への情報発信をおこなっています。
『飛んで火に炒る夏の虫』は、地域課題解決プロジェクト「じもシゴト」を推進する株式会社博報堂の若手クリエイターチームと共に開発。両社の活動の一環として、長野県の伝統的な食文化のひとつである「昆虫食」の発信と地域文化の多様性を伝えるため、これまでにない昆虫食商品を共同で開発しました。
長野の伝統が詰まった香ばしい一品!『飛んで火に炒る夏の虫』で楽しむサクサク食感!
『飛んで火に炒る夏の虫』で使用されているのは、長野県岡谷市の製糸工場で育てられた純国産のカイコのサナギです。
長野県では、カイコやイナゴ、蜂の子などを佃煮にして食べる伝統があります。『飛んで火に炒る夏の虫』は、こうした地域文化を現代風にアレンジし、アウトドアやパーティーなどでも楽しめる商品として開発されました。
1商品当たりカイコ15匹分が含まれており、養蚕業が盛んだった信州の歴史と伝統が詰まった食材です。
カイコを香ばしく炒めており、ポップコーンとは違ったサクサクとした食感が特徴で、味は海老や小魚に近い風味。
また全体をシンプルに黒こしょうで味付けしており、昆虫食が初めての人でも食べやすい仕上がりとなっています。さらに、カイコはたんぱく質や今話題のオメガ3脂肪酸が豊富でヘルシーな食材です。
このフライパン型ポップコーンは、そのまま火にかけて自分で作るスタイル。コーンがはじけ、カイコが踊るように見える様子を楽しみながら調理ができます。
今回のこちらの商品は、「ドキドキしながらも一度は挑戦してみたい」と感じてもらえるような体験を提供することで、昆虫食に対するポジティブなイメージを広めたいと考えられています。
BUGS GROOVE編集部では映画を見ながら『飛んで火に炒る夏の虫』を食べる予定です!
皆さんも映画のおともにカイコ入りポップコーン『飛んで火に炒る夏の虫』を楽しんでみてください。
昆虫は甲殻類のようなアレルギーを起こす可能性があります。甲殻類アレルギーがある方は摂取をお控えください
商品情報
飛んで火に炒る夏の虫 BLACK PEPPER 650円(税込)
企画:株式会社博報堂「CREATIVE TABLE 最高」
製造・販売:信濃毎日新聞株式会社(長野県長野市南県町657)
委託製造所:有限会社クローバー(神奈川県相模原市緑区下九沢1549-1)
文: BUGS GROOVE
編集: BUGS GROOVE
写真提供: 信濃毎日新聞株式会社