米とサーカスの『MUSHIパフェ』がリニューアル!
ジビエ料理と昆虫料理を提供している『米とサーカス 』の渋谷PARCO店で限定販売している『MUSHIパフェ』が、2024年8月1日にリニューアルしたと聞きつけ、編集部で取材に行ってきました。
9種類の昆虫を使用して見た目も中身も大胆リニューアル!
これまでの『MUSHIパフェ』は、コオロギやミルワームがそのままの姿でたっぷり使用され、パフェの頂上にはタガメも1匹丸ごとトッピングされており、昆虫食ファンにはたまらない一品でした。
しかし、今回リニューアルした『MUSHIパフェ』は昆虫の原型がないように調理され、昆虫食初心者の方でも楽しめるようなお洒落なパフェに大変身していました!
まずはパフェの断面図を見てみましょう。
驚いたことに、パフェの層は昆虫の生息地を表現しており、上から空を飛ぶ昆虫、地面から跳ねる昆虫、水中を泳ぐ昆虫、地中に生息する昆虫の4つの環境を、合計9種類の昆虫を使って再現しています。
味だけではなく目でも楽しめる構成にしているところに、米とサーカスのこだわりが感じられます。
極めつけは、それぞれの虫と相性の良い食材や調理法が用いられており、ミルワームはカリカリのクランブルに、タガメは爽やかなゼリーに仕立てられています。どの部分を食べても食感や香りが楽しめ、風味豊かでとても美味しかったです!
さまざまな虫が織りなす『MUSHIパフェ』の魅力
「米とサーカス」が委託養殖をしているこだわりのフタホシコオロギを使った、コオロギ×チョコレートの自家製アイスクリームは、コオロギの香ばしい風味とチョコクランチのようなカリッとした食感が、ほろ苦くも甘いチョコレートと相性が抜群。
さらに、パフェの層の中間にある、マゴットのチーズケーキは、イタリアの伝説のチーズ、カースマルツゥ(※)をイメージしたそうです。
臭みもなく食べやすいマゴットはプチプチとした食感が特徴で、しっとりとして濃厚なチーズケーキにアクセントをプラスしてくれます。
※ カースマルツゥ:ハエの幼虫で発酵させるチーズ
『MUSHIパフェ』は、昆虫の原型が一切ないので、昆虫の見た目が苦手で食べるのに躊躇してしまう方に特におすすめ!
一品で9種類もの虫を楽しむことができるため、昆虫食デビューにもってこいです!
そして、『米とサーカス』では8月31日まで昆虫食フェア 「夏だ!虫祭り」も開催中です!
珍しい昆虫料理が堪能できる貴重な機会なので、ぜひ足を運んでみてください。
店舗情報
『米とサーカス 渋谷PARCO店』
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO B1F
営業時間:
ランチタイム12:00~16:00(15:00L.O.)
ディナータイム17:00~22:30(21:30L.O.)
※火曜のみ17:00オープン
WEBサイト
文 :BUGS GROOVE
写真:BUGS GROOVE
写真提供:米とサーカス
編集:BUGS GROOVE