昆虫食生活

昆虫食生活 〜5日目〜 イナゴのタイカレー

こんにちは!西川の1ヶ月昆虫食生活5日目です!

今日の朝ご飯はコオロギ粉を混ぜたバナナと豆乳のジュースを1杯。一般的にジュースでタンパク質をとるにはプロテインなどを入れることが多いと思いますが、今回はプロテインの代わりにコオロギ粉を入れてみました。栄養価が高いだけでなく飲みごたえもアップして、きな粉のような風味も増しておいしいです。

朝ご飯:コオロギ粉を混ぜた豆乳バナナジュース

お昼ご飯はショウリョウバッタをおかずにしたお弁当。ショウリョウバッタは日本最大級のバッタで、特にメスが大きく、オスが4㎝程度なのに対してメスはその2倍の8㎝程度もあります!大きさからすると今日のお弁当に使ったショウリョウバッタはすべてメスだと思います。バッタは火を通すと色が緑から赤にかわるので、磯辺揚げは見た目がおいしそうに仕上がります!バッタの外皮も固すぎず柔らかすぎず、サクサクとした食感でおいしく食べられました。

お昼ご飯:ショウリョウバッタの磯辺揚げ

刺さる!刺さる!イナゴのタイカレーでまさかの失敗

夜ご飯は欧風カレーをつくろうとしたところ、カレールーの成分にポークエキスや鶏だしが使われているものが多く断念。ルーの成分が香辛料とハーブのみでつくられているタイカレーと具材にイナゴを使ったカレーにチェレンジしました。

タイカレー(イエローカレー)の原材料
夜ご飯:イナゴのタイカレー

完成したイナゴのタイカレーは見た目もなかなか良く、ココナッツの香りが鼻をくすぐり食欲をそそります。タイはアジアの中でも昆虫食が盛んなこともあり、これはいける!と思いワクワクしていたのですが・・・。いざ食べてみると、イナゴが固い!噛めない!!

今回食材で使用したイナゴは軽く塩ゆでし冷凍保存していたものをそのままカレーに入れて煮込んだのですが、これが失敗。この冷凍イナゴは以前稲刈りイベントに参加した際に、私が田んぼで捕ったイナゴで脚を取る下処理をしていなかったため、脚の固さと、とげとげで食感が悪くなってしまいました。カレーはつくり置きしようと、たくさんつくってしまったので、数日間食べ続ける予定ですが、ちょっと困ってしまいます。

イナゴが固く飲み込めなくて唖然

でもイナゴはお肉に比べて脂質が少なく、さっぱりと食べられるという良い点もあります。下処理や正しい調理をしっかりすれば、常食にしてもおいしく食べられそうなので、下処理と調理方法をしっかり調べて実践したいと思います。それではまた明日!

昆虫食生活5日目献立 ※昆虫から摂取できるタンパク質記載

朝:コオロギ粉豆乳バナナジュース
昼:ショウリョウバッタの磯辺揚げ、ご飯、野菜、ポテトサラダ 
夜:イナゴのタイカレー

5日目に摂取した動物性たんぱく質の量は18.15gです。
※昆虫のタンパク質含有量は※昆虫のタンパク質含有量は『楽しい昆虫料理』(著 内山昭一)、『昆虫食古今東西』(著 三橋淳)、各種商品に記載されている数値を参考にしています。

文: 西川

編集: BUGS GROOVE