昆虫食生活 〜20日目〜 昆虫粉でつくったクッキーの食べ比べ
こんにちは、西川の1ヶ月昆虫食生活20日目です。とうとう昆虫食生活も3分の2が終わりました。これまでいろいろなレシピを紹介してきましたが、昆虫を使ったお菓子づくりはしたことがなかったので、今回は昆虫の粉をつかったクッキーづくりに挑戦してみました!!
昆虫粉で味の違いはあるのか?三種の昆虫クッキー食べ比べ!
昆虫食レシピの中でよく使用する昆虫粉ですが、いままできちんと食べ比べをしたことがなかったので、今回は『コオロギ粉』と『カイコ粉』と『バッタ粉』を使用して3種類のクッキーをつくり、食べ比べをしたいと思います!
クッキー生地に対して10%の割合で昆虫粉を練りこみます。昆虫粉は小麦粉に比べてまとまりにくいので、油分や水分を少し多めに入れるとまとまりやすくなります。
練り込んだ生地をクッキーの大きさに丸めて、オーブントースターで15分ほど焼きます。焼き上がり間近になると、部屋の中は甘く香ばしい香りでいっぱいになりました!
少し焦がしてしまいましたが、さっそく食べてみます!
まずは、コオロギ粉クッキー。普段から1番よく使っている粉なので、慣れ親しんだ味わい。普通のクッキーよりも香ばしさが引き立ちます。
次はバッタ粉クッキー。こちらは香ばしさがプラスされた感じがするのですが、コオロギ粉とはちがい、焦げたお醤油のような香ばしさがあります。しょっぱめのお料理に合いそうです。
そして、最後はカイコ粉クッキー。お砂糖の甘さによくあっていておいしい!さらに、驚いたのは、他の昆虫クッキーと比べ、生地がほろほろとくずれる食感になっていたことです。同じ昆虫粉類なのに食感まで違いが現れるとは驚きです!!
個人的に3種類の昆虫粉を料理ごとに使い分けるとしたら、
・コオロギ粉→オールマイティー
・バッタ粉 →お料理
・カイコ粉 →お菓子
このように使い分けると、それぞれの味を活かせるような気がしました。
今回は異なる昆虫粉を同じお菓子(同じ調理)で食べ比べることによって、いろいろな発見や昆虫ごとの個性が発見できて楽しかったです!それぞれの昆虫の個性を活かしたレシピや調理法も、今後は見つけていきたいと思います!
それでは、また明日もチェックしてください。
昆虫食生活20日目献立 ※昆虫から摂取できるタンパク質記載
朝:無し
昼:無し
おやつ:クッキー(コオロギ粉、バッタ粉、カイコ粉)
夜:ハチの子うどん
20日目に昆虫から摂取した動物性たんぱく質の量は15gです。
※昆虫のタンパク質含有量は『楽しい昆虫料理』(著 内山昭一)、『昆虫食古今東西』(著 三橋淳)等を参考にしています。
文: 西川
編集: BUGS GROOVE