昆虫食生活 〜11日目〜 ジャイアントミルワームの麻婆豆腐

こんにちは、西川の1ヶ月昆虫食生活11日目です。
昆虫食生活を続ける中で、気がついたことがあります。それは、昆虫は肉や魚に比べて固めの食感のものが多く、よく噛んで食べるようになったため、普段の食事より食後の満足感が高いということです。

今日の朝ご飯とお昼ご飯は、昨日つくり置きをした、コオロギ粉ホットケーキとコオロギ粉焼きうどを食べました。朝と昼はちょっと手抜きだったので夜は頑張って手間暇かけた新しいレシピにチャレンジしました！

夜ご飯はジャイアントミルワームを使った麻婆豆腐！ミルワームは茹でると中身がレバーやツナのような柔らかい歯ごたえになるのですが、外皮は柔らかく調理することがとても難しいです。そこで今回はひと手間かけて、ミルワームの中身と殻を一匹ずつ分けて調理してみました。単純作業でしたが慣れてくると楽しい。
しかしながら時間と手間暇をかけた割に、量を確保するのが難しいことが分かりました。

完成品の見た目はびっくりするぐらい普通の麻婆豆腐と変わらない出来栄え！味にも期待していたのですが、期待に反して味はちょっと微妙...。その理由はミルワームを使用したからではなく、私の料理の腕の問題でした。スイートチリソースを味付けに使ったのですが甘すぎて、ご飯とあまり合いませんでした。

ミルワームを使用したことで、ひき肉を使用した麻婆豆腐と比べ、香ばしさや旨味はやや落ちてしまいましたが、味わいはよりしっとりとしていて、ひき肉よりも柔らかく胃にやさしい味わいに。”麻婆豆腐の気分の日”と”麻婆茄子の気分の日”があるように、”ひき肉をつかった麻婆豆腐の気分の日"と”ミルワームをつかった麻婆豆腐の気分の日"というように食べ分けしてもよいと思います。

夜ご飯のミルワームの麻婆豆腐、ちゃんと味付けが成功していれば、きっと良い出来になったはず！機会があればリベンジしたいと思います！

朝：コオロギ粉ホットケーキ　
昼：コオロギ粉焼うどん　　
夜：ジャイアントミルワームの麻婆豆腐

11日目に摂取した動物性たんぱく質の量は20.96です。
※昆虫のタンパク質含有量は※昆虫のタンパク質含有量は『楽しい昆虫料理』（著 内山昭一）、『昆虫食古今東西』（著 三橋淳）、各種商品に記載されている数値を参考にしています。