昆虫食生活 〜27日目〜 昆虫のチゲ鍋
こんにちは、西川の1ヶ月昆虫食生活27日目です。
今日は朝ご飯とお昼ご飯どちらも写真を取り忘れてしまい文章だけの説明になってしまいます!
すみません...。
朝ご飯はミルワームを使ってふりかけをつくりました。1度茹でたミルワームを油で揚げて、さらに醤油やみりんで味を付けながら炒め、すり潰したら「ミルワームふりかけ」の完成です。
そぼろに似た味わいになったのですが、若干焦がしてしまったので苦みも出てしまいました...。
お昼ご飯は、朝つくったミルワームのふりかけをご飯にかけ、おかずにはデュビアというゴキブリを使用しました。
わたしは今、家で「デュビア」「マダガスカルゴキブリ」「レッドローチ」という3種類のゴキブリを飼っているのですが、マダガスカルゴキブリは食べるときに下処理として脚をもがないといけないし、触ると威嚇してきます。
レッドローチは動きが素早く、見た目がよく道で見かけるようなチャバネのゴキブリに似ているので食べるのに少し抵抗感があります。
それに対し、デュビアは動きがのろく、下処理も手間がかからず、見た目も一般的なゴキブリとまたちょっと違うので食べやすく、1番重宝しているゴキブリです!よくペットショップで爬虫類や小動物の餌として売っているので、気になる方はぜひ購入してみてください!
旨味たっぷり昆虫出汁の昆虫チゲ
以前レポートでも紹介したカイコ粉入りキムチ鍋がおいしかったので、今日は海鮮チゲをまねた「昆虫チゲ」をつくることに!
使用した昆虫は、ミルワーム、デュビア、カイコ粉、エスカルゴです。カイコ粉以外は一度ごま油で炒めてから、チゲスープでコトコト煮て出汁を取りました。その後、スープから昆虫を1度取り出してコチュジャンやキムチの素、カイコ粉で味付けをし、野菜やその他の具材と共にお鍋へ入れて煮込みます。
今回のレシピでオススメしたいポイントはチゲスープの味!昆虫の出汁が良く出ていて旨味がすごい!特にカイコ粉とチゲの辛い味がとてもマッチしていました。
材料として入れた昆虫にはスープの味があまり染みておらず、味付けをしたコチュジャンやキムチのピリ辛な味がするという感じでした。
あまりにおいしかったので、我慢しきれず明日の朝ご飯用のそうめんをシメに使ってしまいました。そうめんにスープがよく絡み最後までおいしく食べられました!
これからの寒くなる季節にはぴったりの料理なので、昆虫に味を染み込ませる方法も考えてさらにおいしくアップデートさせていきたいと思います!
明日は「マダガスカルゴキブリ」を使ったレシピを紹介したいと思いますので、ぜひチェックしてくださいね!
昆虫食生活27日目献立 ※昆虫から摂取できるタンパク質記載
朝:ミルワームのふりかけご飯
昼:ミルワームのふりかけ、デュビアの炒め物
夜:昆虫チゲ、ソーメン
27日目に昆虫から摂取した動物性タンパク質の量は37gです。
※昆虫のタンパク質含有量は『楽しい昆虫料理』(著 内山昭一)、『昆虫食古今東西』(著 三橋淳)等を参考にしています。
文: 西川
編集: BUGS GROOVE